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【レポート】座談会 観光と宇佐美のこれからを語るミーティング

こんにちは。Webマガジン「ときどき、宇佐美」編集部の稲垣寧々花です。

観光のまちとして栄えてきた宇佐美。悲しいことですが、昔の活気はなくなってしまったと言われています。一方で、いつでも波の音に耳を傾け、やわらかな山々に包まれることのできる宇佐美は、魅力たっぷりのまちだと感じます。

魅力を生かした宇佐美の観光をみなさんと一緒に考えてみたい!

こんな想いから先日、NPO宇佐美・城山街づくりプロジェクトのメンバーとして、「観光と宇佐美のこれからを語るミーティング」を実施しました。

当日持って行ったテーマは次の2つです。

宇佐美の魅力とは何か?
魅力を引き出す観光の新しいカタチ

まずは一つ目のテーマ、宇佐美の魅力について。

最初に、”何もしない”ができる贅沢が宇佐美の魅力なんじゃないかな、という声が上がりました。たしかに都会のわずらわしさから逃れてきた人には、ゆったりした自然に溢れた宇佐美は、とっても魅力的に映りそうです。

一方で、海岸に海の家が立ち並んでいた頃の賑やかな宇佐美を想うと切ない気持ちになる、といった声も。

たしかにもっと宇佐美の観光を盛り上げていきたいな、と。そんな共通認識が生まれて話は宇佐美観光の現状に。

会場を貸して下さった喜喜哀楽さんは、貸しスペースの他に民宿を営んでいます。その中で最近は、長期滞在をされる方の移動距離が長いことをよく感じるとのこと。

1週間近く滞在される方の中には、大室山や熱海、もっと足を伸ばして箱根まで行かれる方もいるそうで、宇佐美は伊豆周辺の観光の拠点となれるんじゃないかな?と感じているそうです。

タクシー会社さんなどと連携して、宇佐美から周辺観光地までの時間と料金を教えてもらえば、良いアピールになるかもしれない!という素敵なアイデアもありました。

とはいえ、拠点としての宇佐美がしっかりと盛り上がっていくためには、宇佐美そのものの魅力を高めていくことも大切です。そこでこんな声が。

すでにある宇佐美のいいところを観光客の方に伝える、「アテンド」が鍵なのでは?と。実際に喜喜哀楽さんでも、おすすめの飲食店を丁寧に案内することで宇佐美地域の飲食店を盛り上げようとしているそうです。

アテンドで宇佐美がもっと盛り上がって、もっと飲食店が増える、みたいな良い循環ができるといいよね、という声に皆さんが笑顔になりました。

でも、民宿に限らず一つ一つの施設が丁寧なアテンドをするのってとても大変です。そこで出てきたのが、宇佐美のハンディマップを作ったら良いのでは?という意見です。

周辺観光地から帰ってきた観光客が、夕方から散策に出かけるとき。ポシェットの中に携帯できるような手のひらサイズの宇佐美マップです。充実した内容で5か国語くらい用意したいよね〜なんて声も。たしかに色んな国から来た方が宇佐美をもっともっと堪能できたら素敵です。

終わりの時間までめいっぱい語り合えたこの座談会。終了後には「楽しかった」、「勉強になった」といった嬉しいお言葉もいただきました。

第2回以降も様々なテーマで開催する予定ですので、初めての方もぜひいらしてくださいね。

それでは次回もお楽しみに!

【イベント情報】
タイトル:観光と宇佐美のこれからを語るミーティング
開催日時:5月12日(日)10:30〜11:30
会場:喜喜哀楽(伊東市宇佐美1800-8)
主催:NPO宇佐美・城山街づくりプロジェクト

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ねねか

ねねか

まちや人のステキを伝えるWebライター

本Webマガジンの編集長で、中央大学でまちづくりを学んでいる大学4年生。実際のまちづくりに関わりながら、宇佐美の人やまちのステキを伝えるWebライターとしても活動しています。

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